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STANCERの可動域タイプがGapでした

STANCER

どうも、もりんちゅです。

スタンサーで初めてギャップ判定を食らったので今回はその話を。

STANCERとは?

STANCER(スタンサー)ってなんぞや?って話だと思うんですが、ざっくり言うとどこまで内側と外側に足が開いたり閉じたりできるのかを測定し、そこからバインの最適な取り付け角度を教えてくれる機械です。

21-22シーズンに初めて利用し、そのシーズンは試しにスタンサーの推奨スタンス通りにセッティングして滑ってみたんです。シーズンオフ中はまったく運動しない人間なので、毎年シーズンの初めは体が鈍っていて早々に疲れてしまう上に翌日全身バッキバキの筋肉痛に見舞われるんですが、シーズン初めとは思えないぐらい疲れが少なく筋肉痛もわずかに感じる程度でした。

この機械すごいぞ…!と思い、それ以来シーズン初めに計測して推奨スタンス通りにバインを取り付けることにしています。

マルチとギャップの違い

2シーズンは可動域に目立った変化はなくMulti(マルチ)だったのですが、今シーズン初めてGap(ギャップ、俗に言うゴミスタンス)になりました。

可動域タイプの一覧はスタンサーの公式ページを見てもらえればわかりますが、マルチとギャップはこんな感じです。

M:マルチ

・左右の中心角度差が5度以内
・内外旋の中心角度が1〜25度
・左右の可動域が60度以上

天性のバランス感の持ち主
左右の偏りが少ないため、体の特徴としてレギュラー・グーフィーの概念がありません。どんなスポーツをするにも体に落とし込みやすく、時間が掛からずにある程度のところまで上達することができます。

G:ギャップ

・左右の中心角度差が10度以上

偏りと共に生きる努力型
可動域の中心角度(ニュートラルポイント)に左右差があるのが大きな特徴。普段の私生活から左右を対称に運動、行動することが少なく、物事を偏見で捉えやすい傾向があります。スノーボードではレギュラー、グーフィーの良し悪しがはっきりしています。

計測結果比較

どちらもシーズン初日に川場スキー場のSLAB REALで計測した結果です。

22-23の計測結果

まずは昨シーズンのMulti(マルチ)だった計測結果がこちら。

内旋、外旋、NP(ニュートラルポイント)に左右差が少なく、自分で言うのもなんですが割とバランスが良いと思います。このときの推奨スタンスは18° -15°でした。

※ちなみに21-22シーズンも内旋は変わらず、NPがもう少し外側で外旋がさらに大きかったです。

23-24の計測結果

次に今シーズンのGap(ギャップ)になった計測結果がこちら。

左足の可動域自体は変わらず全体的に2°内側に入っただけなのですが、右足がかなり外側に開いてしまって可動域(特に内旋)が減っていて明らかにバランスが悪いです。

グーフィーなら前に振ればなんとかなりそうな感じがしますが、レギュラースタンスなので右足が外側に開くのは正直あんまり嬉しくありません。ちなみに推奨スタンスは24° -12°でした。左足をこんなに前に振るセッティングは初めてです。

Gapになった原因を考える

Gapになってしまった原因について考えます。加齢で股関節の動きが悪くなったと言われればそれまでですが、いくつか思い当たる節があるのです。

テニスを始めた

2023年の夏頃からオフトレ代わりになるかなと思って約10年ぶりにテニスを始めました。右利きなのでフォアハンドで打つ際に右足は体の正面に対して外側に開いた状態になります。自分の普段の動きを考えると、右足が外側に開いた原因になってそうだなと思います。

ストレッチを怠った

オフシーズン中は基本的に運動らしい運動はしないものの、運動不足すぎてヤバいので時々YouTubeを見ながらストレッチはしていました。しかしテニスを始めたこともあって「テニスで運動してるからまぁいいか」とストレッチはサボっていました。

お腹の贅肉とか腰痛に効く系のストレッチは割と股関節を柔らかくする動作が多いので、左右の可動域のバランスが良かったのはストレッチ効果だった可能性もありそうです。

来シーズンまでにマルチに戻したい

単純に”ギャップはダメでマルチは良い”というわけではないですが、マルチに戻せるなら戻したいと思っています。と言うのも、今シーズンはスタンサーの推奨スタンスでも膝の痛みが出てしまったり、なんとなく板の操作がしにくい感じがあったり、マルチだった頃の方が圧倒的に調子が良かったからです。

テニスは体力UPとのトレードオフになってしまうので、オフシーズン中のストレッチを怠らずに頑張ってみて、どこまで可動域が改善するか実験してみたいと思います。

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