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自分でナンバープレートを交換しました

こんにちは、もりんちゅです。

引っ越したり車を譲り受けたりで運輸支局が変わる場合、ナンバープレートを交換する必要があるんですが、業者にお願いすると結構な料金を取られるので自分で手続きしました。そのときの話です。

事前に必要なものを用意する

必要な書類

必要な書類は何を変更するのか、誰が申請しに行くのかによって変わってきます。今回は使用者の変更に伴う変更登録なので、下記の書類が必要でした。

1. 自動車検査証(車検証)
2. 印鑑証明書(使用者の住所を証する書面として)
3. 自動車保管場所証明書(車庫証明)

車検証は車にあるし、印鑑証明は区役所に行けばその場で発行してもらえるので良いのですが、車庫証明は申請先が警察署で発行まで1週間〜10日ぐらいかかるので前もって申請しておく必要があります。

しかも出来上がった車庫証明を自分で取りに行く必要があるので警察署に2回通うことになります。警察官だらけなので、何も後ろめたいことしてないのに毎回ドキドキします(笑)

必要な道具

ナンバープレートの交換は自分でやることになるので工具が必要です。どうやら貸し出しもあるみたいですが私は持って行きました。

・プラスドライバー (+3)
・マイナスドライバー

プラスドライバーはナンバーを固定しているねじの付け外しに使うので必需品です。一般的によく使うサイズは+2なんですが、ナンバーを固定してるねじはスノボのバインと同じ+3なので要注意。結構回すことになるのでラチェットだと楽です。

マイナスドライバーは封印をぶち破る用です。熟練者になるとプラスドライバー1本で封印をぶち破ってそのままねじを回せるらしいんですが、初心者にはまず無理なのでマイナスドライバーが必要。サイズは何でもOKです。

東京運輸支局へ

申請当日はナンバーを交換したい車に乗って運輸支局に行きます。ちなみに我が家は東京運輸支局(品川)管轄なのでここから先は東京運輸支局での話です。

まずはC棟へ行って収入印紙を調達する

まず、車はどこに駐めてもOKですが、C棟との往復が多いのでC棟の近くがおすすめです。

A棟の階段横に構内配置図があって、その横にどの順番で回れば良いのか書いてあります。今回はナンバー変更ありの変更登録なので「A棟2階→B棟→C棟」と書いてあるのですが、これを無視してまずはC棟に行きます。なぜならA棟2階で申請する際に必要な収入印紙(with手数料納付書)はC棟でしか手に入らないからです。

窓口で「変更登録の印紙をお願いします」と、申請内容を言えば必要な金額の印紙を用意してくれます。このとき「納付書はお持ちですか?」と聞かれたら「いいえ、持ってません」と答えれば納付書に貼った状態でくれます。ちなみに今回は350円でした。

満を持してA棟へ

C棟で印紙をGETしたら満を持してA棟の2階へ行きます。まずは記入台に置いてある申請書(第1号様式、OCRシート)を書きます。書き終わったら郵便局の窓口にあるような発券機で番号札を取って呼ばれるのを待ちます。

私が行った時はそこそこ人がいましたが、みんな交付待ちだったのか5分ぐらいで呼ばれました。呼ばれたら窓口で持ってきた書類とさっき入手した収入印紙を貼った納付書を提出します。何も考えずドサッと全部出せば窓口の人がサササッとチェックしてくれます。

書類に不備がなければ申請は完了。あとは新しい車検証が交付されるのを待つだけ。20〜30分ぐらい待ったと思います。

B棟で自動車税の申告

新しい車検証をGETしたらB棟に移動して自動車税の申告をします。今回は支払いが発生する変更ではないので、申告書を書いて出すだけです。申告書は記入台に記入例とともにあるのでその場で書けばOKです。

これで書類手続きは全部完了。いよいよナンバープレートを交換します。

古いナンバープレートを外す

新しいナンバープレートは古いナンバープレートと交換なのでまずは車に戻って現在のナンバーを外します。

前方のナンバーはただねじで留まってるだけなので普通に外せばOK。後ろのナンバーは封印のある左側から外すのがおすすめです。

と言うのもこの封印、封印の外側(筒)の部分はねじと一緒に固定されているので先に外すことはできません。なので右側を先に外しちゃうと封印を持ちつつねじを回して外した瞬間ナンバーが落ちます。右側を残して左の封印側から外せば、封印とねじを外しても右側がくっついてるので楽です。

両方のねじを外してから気付いたんですが、私の車はナンバーを下から支える金具が付いてて落ちないようになってました。左側から外した意味なかった〜

封印のフタをマイナスドライバーでこじ開けた状態

封印はこんな感じで円周の部分にマイナスドライバーを入れてテコの原理でガパッと開くと比較的簡単に開けます。ワイルドに封印のど真ん中をぶち抜く方法もあるみたいですが、封印のフタ部分が見た目以上に硬くて結構力が必要なのでフタと外側(筒)の境目の弱い部分を狙うのがおすすめです。

封印を合法的に破壊できるのはこんなときしかないので、力に自信のある人はぜひど真ん中からどうぞ(笑)

C棟で新しいナンバープレートをGET

新しいナンバーをもらうべく、古いナンバープレートと封印とねじ、車検証、現金を持ってC棟へ行きます。窓口で車検証と古いナンバープレートを渡して新しいナンバーを受け取ります。希望ナンバーじゃないので1,450円でした。

新しいナンバーと一緒に封印の筒(外側)とねじもくれるので、古いのは窓口のところにある回収用の缶に入れてさようなら。窓口で車検証を回収されますが、最後に封印にフタをしてもらう時に返却されますのでご安心を。

車に戻って、早速新しいナンバープレートを取り付けます。ひたすらねじを回して留めるだけなので簡単ですが、後方左側に封印をつけるのをお忘れなく。

最初調子に乗ってねじを回してたら封印をつけずにそのままねじ留めしちゃって、「あ、そうか、これねじと一緒に留めるんだった!」ってなりました(笑)

新しいナンバーをつけたら封印取付所へ

新しいナンバーを取り付けたら、C棟の並び(横)にある封印取付所へ車を移動します。車検証を何枚も持ってウロウロしている作業着姿の人が目印です。

近くまで車を移動すると「ここ停めて!」って感じで案内されるので指示通りに車を停めました。エンジンを切って降りると「ボンネット開けてくださいね」と言われたのでロックを解除すると、何やら車検証と照らし合わせながらチェックしていました。

車をぐるりと一周した後、特に問題がなければ封印にカチッとフタをしてくれて、回収されてた車検証を渡されます。ここまであっという間ですごい早業なので勝手に”封印取り付けおじさん”って呼んでます(笑)

これで全工程終了です。「ナンバー変えただけなのに何でボンネット開けたんだろ…?」と気になったので調べたら、エンジンルームの奥に車体番号があるらしく、本体の車体番号と車検証の車体番号が合ってるか確認してたみたいです。へぇ~。

時間には余裕を持って行くべし

ここの運輸支局は手続きで何度か来ているので建物の配置や流れなどはある程度把握していましたが、ナンバーの交換は初めてだったのもあり、思ったより時間がかかってしまいました。14:30頃に着いて手続きを開始しましたが、最後の封印取り付けおじさんのところに行く頃には16:00でした。

お昼を除く午前3時間、午後3時間しか窓口が開いてないので、慣れてない人は窓口が開いたら早めに行くのをおすすめします。

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